AFP通信によると
香港に拠点を置く仮想通貨
「ビットコイン(Bitcoin)」の大手取引所、
ビットフィネックス(Bitfinex)は、
ハッキングにより数十億円相当の
ビットコインが盗まれたことを受けて
取引を停止しました。
これを受け、ビットコインの相場は3日、
20%以上急落しました。
ビットフィネックスはウェブサイトに
声明を発表し、
一部ユーザーのビットコインが盗まれたことが
判明したため、全取引を停止したと発表。
ブルームバーグ・ニュース(Bloomberg News)
によれば、
盗まれたビットコインは現在の時価で
約6500万ドル(約66億円)に
相当する11万9756BTC、(ビットコインの単位)
に上るそうです。
これを受けて3日、ビットコインの
対ドル相場は急落し、
前日の603.06ドル(約6万1000円)から
一時、482.82ドル(約4万9000円)まで
値を下げました。
ビットコインの事件といえば
数年前のマウントゴックス倒産を思い出します。
仮想通貨は利便性が高く、投資の対象にも
なっていますが
取引規模の拡大から、世界経済にも影響力を
持ちつつあります。
ただ、電脳世界での取引で仕組みが分かり辛く
今回の様なハッキングの被害に会う可能性も
あります。
一方で日本でも三菱東京UFJ銀行が
仮想通貨を発行する動きもあり、
信用のあるメガバンクの参入で信用が高まり、
普及に弾みがつきそうです。
この機会に仮想通貨の投資対象としての
可能性について情報収集していきます。