こんにちは ゴローです。
先週末に日銀の黒田総裁が
追加の金融緩和策を表明し、
市場は大きく動きました。
半日で、日経平均は700円以上上昇
ドル円は109円代から4円下がって
113円後半に
しかもドル円に至っては、
日本が休日の11/3には
一段安の114円代に
月末日の金曜の午後、
しかも日本は3連休前のタイミングで
サプライズの発表とは・・
インパクトがありました。
黒田さん、やってくれます(^^;
これで大きな利益を出された方も
いると思います。
ただ、月末の金曜の午後という
タイミングなので
恐らく昼間に仕事をされている
一般の投資家は、あまり動けず。
大きな利益を出したのは
ファンドマネジャーや機関投資家
ディトレーダーの方など
限られた方ではないでしょうか?
一般の投資家で恩恵があったのは
輸出関連銘柄の株を持たれていた方と
ドルの買いポジションを
多く持っていた方に限られ
ドルの売りポジションを
持たれていた方は、痛手を受けて
しまったでしょう
そして、私はというと・・
撃沈( ;∀;)
当日は用事があり、外出していましたが
ふとスマホでドル円の相場を見て
(゚д゚)!
なんじゃこの円安の進み方は!
ニュースをみると
黒田バズーカ2炸裂!
となっていて、
ようやく納得しました。
夜家に戻ってEAの状況を見ると
大きな含み損を抱えている状態
ただ、今までの相場の歴史では
これだけの急速な変動があった時には
一度は押し目がきています。
そこで決済できるのでは?
と思い、
そのままの状態で土曜の朝を
迎えました。
ところが、11/3(月)の朝
ドル円相場は、円安方向で窓開け
そのまま大きな押し目もなく
夜には115円近くまで
いきました。
コツコツ利益を積上げていた
逆張り系の自動売買のEAは強制決済
大きな損失を出してしまいました。
同じ相場は2度と来ないという
言葉通り、大きな押し目もなく
これだけ急速に為替が動いた事は
ないのではと思います。
サブプライムの時は、円高でしたが
この時には途中で何度か押し目があり
今回の様な動きはしていません。
後から冷静に分析してみると
今回の黒田バズーカで円安が連続的に
進んだ理由としては
①市場の予測を裏切るサプライズな表明
②月曜は日本が祭日で休場、売り方が
少なかった事
③日本が休場の3日に発表された
アメリカのISM製造業景況指数が
予想を上回る良い値で、
一層ドル買いが進んだ事
この3つの条件が揃った事で
この様な動きになったのです。
実際、日本が休場明けの火曜日には
ドル円は一度113円台前半まで
戻っています。
残念ながら、私はこの相場の状況に
対応した有効な対策を打てずに、
大きな損失を出してしまいましたが
これは貴重な体験であり、
今後大相場が来た時に
どの様に動くべきかを考える
いい機会になったと前向きに
考えています。
分散投資の考え方を守り
一つの籠に全てを盛って
いなかったので、
今回の損失で破綻、退場の様な
状況にはなりません。
今はこの損失をいかに短期間に
取り戻せるか
その方法の検討に集中しています。
因みに、ドローダウンしたEAは
その後、残った20%の資金で
順調に利益を積上げています(^^;
これまで3年以上月単位で
マイナスを出していないEAなので
資金の追加投入も含め、
運用方法の見直しを考えています。
(追伸)
急激な円安になった要因が
一つ抜けていました。
FRB(米連邦準備制度理事会)の
イエレン議長が、
QE3(量的金融緩和第3弾
大規模国債購入による資金供給策)
の終了宣言をした直後で
アメリカの利上げが予測されて
いた事
円安に向かう要因が
ここまで重なった結果
あのような相場の動きに
なったのでしょう。
(追伸)
急激な円安になった要因が
一つ抜けていました。
FRB(米連邦準備制度理事会)の
イエレン議長が、
QE3(量的金融緩和第3弾
大規模国債購入による資金供給策)
の終了宣言をした直後で
アメリカの利上げが予測されて
いた事
円安に向かう要因が
ここまで重なった結果
あのような相場の動きに
なったのでしょう。